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ドライフラワーTips
生花のようなドライフラワー作りレッスンのご案内 〜埋没法〜ドライフラワー作り
誰にでもできる生花のようなドライフラワーの作り方レッスン
さて以前、「キレイなドライフラワーの作り方 〜ハンギング法〜」の記事で
ドライフラワーの変色メカニズムなども含めて作り方を詳しくご紹介しました。
これはお花が劣化するスピードに勝る速さで乾燥させることで綺麗な色のままドライフラワーを作ることができるというお話です。
しかしながら、お花は乾燥させるとクシャクシャっと縮んでしまうという性質があります。
もちろんそれはそれでとても可愛らしく趣があるのですが、
レジンやハーバリウムなどに使う場合やウエディングブーケの半永久保存などにチャレンジしたい場合は、できるだけ生花の色だけでなく形も残したくなりますね。
今回は、私が行っている誰にでもできる生花のようなドライフラワーの作り方のレッスンについてご紹介したいと思います。
対面レッスンやzoomでのオンラインレッスンも可能ですが、
お好きな時間に何回でも見ることができる動画でのレッスンが人気ですよ。
(内容は同じです)
生花のようなドライフラワーを作るには
吊るして乾燥させるドライフラワーはどうしても水分が抜けるとともに縮んでしまうことが多いです。
生花のように花びらの形を残すには、一つは花びらが硬いお花を使用するという方法があります。
例えば、古くからある日本の紫陽花は乾燥させるとクシャクシャに縮んでしまいます。
ところが、秋になり朝夕の気温が下がる季節に色が変わる「秋色紫陽花」と呼ばれる品種は、秋色に色が変わる頃になると花びら(正しくはガク)が分厚く硬くなり、そのまま吊るしたりして乾燥させても縮むことなく綺麗なドライフラワーに仕上がります。
その他、帝王貝細工(ヘリクリサム/ムギワラギク)、千日紅などのもとからカサカサした質感のお花や、プロテアやバンクシア、ピンクッションなどのワイルドプランツと呼ばれる花々もほぼもとの形を保ったままドライフラワーになります。
もう一つの方法として、お花が縮まないように圧力をかけた(押さえつけた)状態で乾燥させるというのがあります。
押し花もその方法の一つですが、今回は「埋没法」という方法をご紹介します。
↓↓受講者様が制作されたドライフラワー
フラワーシリカ・プロ
フラワーシリカ・プロとは
私はフラワーシリカ・プロという粉末を使ってドライフラワーを作っています。
フラワーシリカ・プロは乾燥剤として使われるシリカゲルが粉末になったものです。
フラワーシリカ・プロの特徴は、なんといってもそのきめ細かさにあります。
ドライフラワー用のシリカゲルもホームセンターなどで市販されていますが、
フラワーシリカ・プロは一般販売されているものよりも粒が細かく、小麦粉のようにふわふわ・サラサラです。
市販のドライフラワー用のシリカゲルじゃダメなの?
前述の通り、ドライフラワー用のシリカゲルは市販されているものもあります。
市販のドライフラワー用のシリカゲルを使ってドライフラワーを作ってみたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
既に市販のもので満足のいくドライフラワーが作れるよ!という方は、もちろんそのままお使いいただくのが良いかと思います。
しかしながら、市販のものは失敗される方が多いのも事実。。
もし、以下のようなことでお悩みの場合は、一度フラワーシリカ・プロでの制作をなさってみてはいかがでしょうか。
- 仕上がったドライフラワーの花びらの先にしわが寄っている
- 花びらが痩せて細くなったように見える
- バラなどをドライフラワーにすると真ん中が陥没してしまうことがある
- 花びらの付け根やガクが黒ずんでいる(乾燥不良)
- 花の一部が変色している
- 花びらの表面がでこぼこしている
- 使う度に毎回シリカゲルを再生させるのが面倒
- チューリップやユリ、大きなバラや芍薬など、これまでできなかった花もドライフラワーにしてみたい
フラワーシリカ・プロを選ぶ理由
「生花のようなドライフラワー作り」と称して、今やいくつもの乾燥剤や方法が紹介されていますが、まずその全てが「埋没法(花を粉末などに埋めた上で乾燥させる方法)」であると言って良いかと思います。
私は、それらの他の乾燥剤・乾燥方法よりもこのフラワーシリカ・プロが特に優れているぞ!!と言いたいわけではありません。
それぞれに長所があり、発達途上の部分もあるかと思います。
市販のドライフラワー用のシリカゲルだって、ホームセンターやAmazonなどでも購入できる「いつでも手に入りやすい」という利点がありますよね!
では、私がフラワーシリカ・プロをオススメする理由を挙げていきます。
- 埋没材と乾燥剤の2つの役割を果たすためそれらを別々に揃える必要がない。
- 粒子が細かいため花びらの隙間などに入り込み、乾燥不良を起こしにくい。
- 粒子が細かいため植物を傷つけにくい。
- 圧力を均等にかけられるため植物の表面に凹凸が生じにくく、縮みにくい。
- 消化吸収されないため、誤って食べてしまったとしても中毒を起こすことがなく安全である。
また、このレッスンの長所として、
- 使い方を応用すれば市販のドライフラワー用のシリカゲルもうまく使えるようになる。
そこまでの繊細さを求めないという場合は、市販のシリカゲルで十分な場面もたくさんあります。
もちろん、正しい使い方をマスターすれば…の話ですが(^^)
↓↓受講者様の作品(flome the herbarium)
空いた時間に!約1時間の動画でレッスン完了♪
もともとこのレッスンは、私が開発した専用瓶を使ったハーバリウム「flome the herbarium」のアーティスト認定レッスンの一部として誕生しました。
そもそも私はこのフラワーシリカ・プロを一般販売するつもりはありませんでした。
しかしながら、flomeアーティスト認定レッスンの受講者の皆様の作品を見た方々から「ドライフラワー作りの部分だけでも受講したい」とのお声をいただくことが多くなってきました。
そこで、今回新たにフラワーシリカ・プロのみのレッスンを新設することに致しました。
同時に、これまでは対面とzoomでのレッスンだったのですが、新たにお忙しい方でもいつでも受講いただける動画形式でのレッスンも加えました。
下記からお申し込み受付しております。
ご興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。