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ドライフラワーTips

壁を汚さないリースのコツ作品制作

壁を汚さないリース作りのコツ

リースで壁が汚れる??

インテリアに選ばれることの多いリース。
生花の他にも、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーを使ったフラワーリースが人気です。

ただ、手作りのリースには気をつけなければならない点がいくつかあります。

その中のひとつが、「壁やドアなどの家具を汚してしまわないようにする」ということ。

リースでおうちの壁が汚れてしまった!
お客様の壁を汚してしまった!

という失敗が無いように、気を付ける点をまとめてみました。

プリザーブドフラワーなどの花材の付け方

特に着色花材に注意!


プリザーブドフラワーは、生花を薬品につけて脱色し、その後染料を吸わせて人工的に着色してあります。

そんなプリザーブドフラワーは実は水にとても弱いのです。

湿度の高い時期や、冬でも室内の気温と外気温との差が激しい時などは、壁やドアなどの家具が結露してしまうことがあります。
そこに水に弱いプリザーブドフラワーが接してしまうと、プリザーブドフラワーの染色剤が溶け出し、壁などについてしまう恐れがあるのです。

プリザーブドフラワーだけでなく、中には木の実やドライフラワーからも、汚れが移ってしまうことがあります。


このことから、リースベースに花材を付ける時には、なるべく花材が壁などに接さないようにすることが大切です。

こちらのグリーン(ヒムロスギ)はプリザーブドフラワー

このようにベースから斜め上向きに花材が向くように付けると安心ですね。
リースベースにモスを付ける際にも、壁に接する面にはつけないようにします(モスもほとんどの場合着色されています)。

また、リースベースもなるべく着色されていないものを選びましょう。

花材はベースに対して斜め上向きにつけていく


木の実はよく乾かしてから


潰れると汁が出る実もあります。
たとえばヨウシュヤマゴボウなどは要注意。
うっかり手に持って潰してしまうと、汁が出て家具を汚してしまう恐れがあります。
そのため、実はよく乾かしてから使うと安心ですね。

注意書きを添えることも大切

水分で色移りしてしまうプリザーブドフラワーなどの花材を使う場合、湿気を吸って「へたり」が起こり、壁に接してしまうことも考えられます。

そのため、多湿を避けること、壁が結露していないか確かめること、何ヶ月も飾りっぱなしにしないこと・・などの注意書きを添えても良いですね。

ドライフラワーの注意書きについてはこちらにもまとめています↓
【保存版!】作品に添える取扱説明書・注意書き

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