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ドライフラワーTips
色あせにくいパンジーのドライフラワードライフラワー作り
パンジーのドライ、どうやって作る?
寒さに強いパンジーやビオラは春になるとどんどん花を咲かせてとてもキレイですね。
今回はパンジーのドライフラワーの作り方について解説します。
一般的に、パンジー・ビオラのドライフラワーと言えば、シリカゲルに埋める埋没法という方法です。
私も「フラワーシリカ・プロ」という超微粒のシリカゲルを使ってドライフラワーを作ることがあります。
埋没法では、生花のような見た目を保ったままドライフラワーに仕上がるのが特徴です。
でも、シリカゲルを使ったドライフラワーは色あせがすごく早いんです・・!
そのため、シリカゲルで仕上げたドライフラワーはハーバリウムやボトルフラワーにして密閉しておくことが基本になります。
そこで今回は、お花に熱を加えることで少しでも長持ちするドライフラワーを作る方法をお伝えしようと思います。
ちなみにこの方法ではパンジーは半分以下のサイズに縮み、色合いは濃くなります。
シリカゲルで作る方法と合わせて、よりお好みに近い方法をお試しいただければと思います。
フードドライヤーで作るドライフラワー
私は「フードドライヤー」を使ってパンジーを乾燥させています。
フードドライヤーは果物を乾燥させてドライフルーツを作ったりする時に使用する機械です。
家庭用のものもたくさん販売されていて、誰にでも使いやすい構造になっています。
私が使用しているのはこちら↓
(食品乾燥用に販売されている機械です。あくまで自己責任でお試しくださいね)
お花の用意
この方法ではお花がかなり縮んで小さくなります。そのため、ビオラよりも大きなパンジーを使うことをオススメします。
パンジーを摘んでお花の部分だけを残します。
今回は「カルメン」という種類のパンジーを使っています。
フリルがあって可愛いですね。
フードドライヤーに並べる
フードドライヤーは多段構造になっており、それぞれの段に乾燥させたいものを並べることができます。
パンジーのお花の付け根を網に差し込むようにすると安定します。
一段並べ終わったら、その上に網を重ねてまたお花を並べていきます。
蓋をする
折れ曲がっている花びらがあれば爪楊枝などで直します。
全部並べ終えたら蓋をしてスイッチを入れます。
温度設定がある場合は60〜70℃くらいを目安にしてください。
完成
4〜5時間くらいで完成します。
かなり縮んでいますね!
生花のような見た目ではありませんが、色鮮やかでドライフラワーらしい縮れ具合!
とても愛らしい姿になりました。
パンジーのキャンドル
できあがったドライパンジーを使ってボタニカルキャンドルを作ってみました。
シリカゲルのドライフラワーもとっても素敵ですが、もし少しでも長持ちさせたいな・・とか、クシュっとしたドライフラワーにしてみたいな・・と思った時はぜひお試しください。
フードドライヤーはドライオレンジ作りはもちろん、さまざまなドライフラワー作りに重宝しますよ。