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ドライフラワーTips
春〜初夏の色褪せやすいドライフラワー 4選ドライフラワー作り
ドライフラワーの色褪せやすさは品種によっても違う
ドライフラワーは水分・酸素・光などによりだんだんと色褪せていきますが、そのスピードはお花の種類や色によっても異なります。
今回は、筆者が特に色褪せやすいと感じているお花を、もうドライフラワーの制作もやめてしまったものも含めてご紹介します。
色褪せやすいお花
スイートピー
ピンクやパープルが可愛いスイートピー。
ドライフラワーにしてもとっても可愛いのですが、色あせやすいのが難点。
光褪色しやすいので、ハーバリウムなどに入れても色持ちが悪く、数週間〜数ヶ月で色が抜けてしまいます。
どうしても使いたい場合は赤など濃い色味のものを使用するのがオススメです!
ただ、最近では着色されたスイートピーも多数でてきています。
実はイエローのスイートピーは自然界には存在せず、出回っているものは着色されたものになります。
その他ブルーやグレーなど、さまざまな着色スイートピーが誕生していますね!
そんなスイートピーなら、簡単に色褪せないので安心して使えますよ♪
ストック
フリフリ可愛く優しいカラーのストック。葉の色まで柔らかく、こちらもドライフラワーにするととてもキュートなのですが、やはり色褪せが早いんです。ハーバリウムにしても早い・・。
同じような色味なのに、ラークスパーやバラのドライフラワーと比べても色持ちがかなり悪くなるので注意が必要です。
黄色いお花
バラ、ラナンキュラス、ヒマワリ、マリーゴールドなど、イエローのお花は元気の出るカラーですよね!
でもイエローってものすごく色が抜けやすく、白っぽくなってしまいます。オレンジもイエロー系なので色抜けが早いのですが、黄味だけが抜けて赤味だけ残ることもあるんですよ。
ヘリクリサムやクラスペディアなどは色抜けしにくいので、うまく取り入れてみましょう♪
緑色の葉物・枝物
リース作りに重宝するグリーン系花材ですが、どれも色が抜けるのが早いのが難点です。
中でも「ヒカゲノカズラ」や「ゴアナクロー」は特に早く、すぐに色が抜けたり茶色くなったりしてしまいます。
湿気が多く光の強い初夏〜初秋は別の花材で代用するのをオススメします。
作品が仕上がったばかりの時はすごくキレイなんですけどね・・・
色持ちの良いお花で作品も長持ち!
お花の色も形も永遠のものではありません。
だからこそ、今ある姿が美しく愛おしいものかもしれませんね。
お花の色の持ちは品種によっても異なります。
できれば長持ちするお花を使って作品そのものも長持ちさせたいですね。
でも、儚い色にもそれぞれの魅力があるもの。この花を使っちゃダメ!なんてことはありません。
どんなお花も、できるだけ特性を理解して使えるといいですね。