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ドライフラワーTips

ハンドメイド雑貨作りにオススメのグルーガン作品制作

グルーガン

グルーガン、使ってますか?

ドライフラワーなどのハンドメイド雑貨制作には必須と言っていいほどよく使われているグルーガン(ホットボンド)。

グルーガンとは、スティック状になった樹脂やプラスチック(グルースティック)を熱で溶かし、それが冷えて固まる性質を利用して素早い接着を可能にする道具です。

ドライフラワーは非常に繊細なので、力をかけると簡単に壊れてしまいます。
グルーガンは固まるまでのスピードが大変早いため、必要以上に花材に触れることなく美しい作品を制作することが可能になります。

また、接着力がとても強力なので、作品が長持ちすることも嬉しいポイントです。

グルーガン選びのポイント

1. 手元のスイッチの有無


グルーガンの手元にスイッチがついているモデルは、作業したい時に手元のスイッチを入れるだけ。
作業の前後にコンセントプラグの抜き差しをする必要がなく、とても手軽です。

2. 予熱の速さ


短時間で予熱が完了し、作業に取りかかれるグルーガンがあれば、ストレスなく作業を進めることができますね。

3. スタンドの有無


ドライフラワー雑貨を作る際にはデザインを考えたり花材を選んだり・・・と、グルーガンから手を放す時間も多くなります。
スタンドがついているモデルは、作業中にグルーガンを安全に机に置くことができます。
簡易的なスタンドでは、コードに引っ張られてグルーガン本体が倒れてしまうことも多く、その度にストレスを感じる方も多いでしょう。
特にグルーガンを頻繁に使うのであれば、しっかりとしたスタンドのあるものがおすすめです。

4, トリガー(引き金)の大きさ


グルーガンのトリガー(引き金)の大きさは様々ですが、こちらは大きめのものが良いでしょう。
トリガーが大きいとグルーの量の調節がしやすく、また大きな手にも子供の小さな手にもなじみやすいです。

5, 低温タイプ?高温タイプ?


フラワー雑貨であれば基本的に低温タイプでOK
低温タイプでも120〜160℃とかなりの温度になるため、強度は十分です。
グルースティックも低温タイプの方が安価なのでオススメです。
もし、お花をただ接着する以上の強度が必要な場合や高温下で使われるものを使う場合は、高温タイプがオススメです。

6, コード式?コードレス式?


グルーガンにはコンセントにコードのプラグを差し込んで使うコード式と、充電をしたり乾電池を使うコードレス式があります。
花雑貨を作る場合、制作が数時間に及ぶこともあるでしょう。
コードレス式の場合は長くて1時間程度しか使えません。
そのため、花雑貨制作にはコード式を選ぶ方が便利です。
なお、外でのワークショップなど電源の無いところで使う場合はコードレス式も重宝します。その場合はタイムリミットに注意しながら使いましょう。

おすすめのグルーガン

予熱が早いAnesty GG-01


まずはこちら。
Anesty GG-01
予熱時間が90秒ととても速く、手元のスイッチもあります。
液ダレしやすいことや、トリガー(引き金)が大きめで作業しやすいのも高評価◯。
電源ランプが見やすいところについているので、電源の切り忘れの心配も少ないですね。

スタンドが優秀!SK11 ピタガンGM-130


続いては
SK11 ピタガンGM-130
なんと言っても大きなスタンドが使いやすい!
OvalHomePlanetの工房ではこちらをメインに使っていますが、作業中に倒れたりすることが全くと言っていいほど無いのでとても便利です。
工房でワークショップやレッスンを行う際にも「このグルーガンいいですね!」とよく言われます。
手元にスイッチがあり、トリガーも大きいので使いやすいです。液ダレもしにくいですね。
グルースティックは7.5mmとなっていますが、7mmのものも問題なく使えました。

100均のグルーガンは良くないの?


よくあるご質問で、「100均のものじゃダメですか?」というものがあります。
正直に言うと、100均のものはオススメしません。
というのも、一般的に100均のグルーガンは温度が上がるのが遅く、また温度が上がり切らず接着不良になることも多いです。
そして液ダレも多くて使いにくいですね。
手元のスイッチは無く、耐久性にも疑問を感じますので長く使うにはオススメできません。
お子さんの工作などでちょっと試すだけ・・という場合には良いでしょう。

番外編 : 電源タップはこちらがオススメ


ワークショップやレッスンなど、複数人で作業する場合に延長コードを使うことも多いかと思いますが、そんな時このようなタワー型の電源タップが役立ちます。
すごく大きなものもありますが、こちらは比較的場所をとらないminiタイプです。
抜き差しも簡単で、少々引っ張られても動かないので作業しやすいんです。
また、USBの差し込み口もあるのでスマホなど様々なものの充電や電源供給に使えますよ。

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